誰かが私にキスをした
【STORY】
2009年の9月、スクセ ナオミは階段から落ちた。文字通り、頭から、サカサマに。
"軽度の頭部外傷""逆行性健忘症"。救急車で病院に搬送されたインターナショナルスクールに通う女子高生ナオミ(堀北真希)は、2005年から4年間のキオクを失っていた。
退院して久しぶりに登校したナオミだったが、キオクを失った彼女にとっては、学校の全てが初めての景色だった。度重なる眩暈とフラッシュバックに映し出される、「顔の見えない誰か」とのキス。キオクを無くす前のナオミは、本当は誰を愛していたのか。今のナオミは誰を愛するのか。そして、誰が、本当にナオミを愛していたのか。
彼女へ思いを寄せる3人の男性、ユウジ(松山ケンイチ)、ミライ(手越祐也)、エース(アントン・イェルチン)。ナオミの周りで形作られた、近づいては離れる微妙な4角関係。それぞれの思いが交差し、ぶつかり合いながら、切ないラブストーリーが紡ぎだされていく。そして舞台は東京のインターナショナルスクールから、アメリカ・カリフォルニアへ。失われた4年間のキオクは、4人を何処へ連れて行こうとしているのか…。
運命は、誰も想像出来ない"ある結末"を用意していた―
監督・プロデュース:ハンス・カノーザ 『カンバセーションズ』
原作・脚本:ガブリエル・ゼヴィン
(原作『誰かが私にキスをした MEMOIRS OF A TEENAGEAMNESIAC』/集英社刊行予定)
出演:堀北真希 松山ケンイチ 手越祐也 アントン・イェルチン 他
配給:東映
(c)2009「誰かが私にキスをした」製作委員会
2010年3月27日全国ロードショー