シネマ歌舞伎 『刺青奇偶』

戦前戦後を通じて小説、戯曲で数多くの名作を残した長谷川 伸の代表作。2008年4月歌舞伎座にて、半太郎に勘三郎、お仲に玉三郎、そして鮫の政五郎に仁左衛門という豪華配役で上映され、円熟の域に達した俳優陣の名演が深い感動を呼びました。

生来の博打好きで江戸を追われた半太郎は、身投げした酌婦のお仲を救う。不幸続きの人生を送ってきたお仲は、本当の親切心から自分を救ってくれた半太郎の心根の美しさに胸を打たれて、生まれて初めて会った男らしい男、半太郎の後を追う。
こうして半太郎とお仲は夫婦となるが、半太郎は博打を止められない。
やがて死病に罹ったお仲は半太郎の行く末を心配し、博打を止めてほしいと願って半太郎の二の腕に骰子(サイコロ)の刺青を彫る。
博打を断った半太郎だが、この世の名残にお仲に良い思いをさせたいと賭場に出かけ、賭場に難癖をつけ叩き出されてしまう。そこに、その賭場を仕切る鮫の政五郎が現れ、半太郎はお仲のために、政五郎と命を賭けた大勝負に挑むことに…。

長谷川 伸 作 寺崎 裕則 演出
配役:手取りの半太郎/中村 勘三郎 酌婦お仲/坂東 玉三郎 鮫の政五郎/片岡仁左衛門

2月28日(土)より東劇ほかにて全国順次ロードショー
配給:松竹株式会社
(c)2009 松竹株式会社
www.shochiku.co.jp/cinemakabuki

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