インヒアレント・ヴァイス
“天才監督”が料理する次なる題材は、現代世界文学の最高峰に君臨し続ける“天才覆面作家”トマス・ピンチョンが初めて自身の作品の映画化を許可したという「LAヴァイス」(新潮社刊)。70年代のロサンゼルスを舞台に、ヒッピー探偵“ドック”が元恋人の依頼を受け思わぬ巨大な陰謀に巻き込まれていく様子が、愉快なコメディタッチに描かれており、アメリカの光と影を浮き彫りにします。
ヒッピー探偵“ドック”の前に現れた元カノのシャスタ。 不動産王の愛人となった彼女は不動産王の妻とその恋人の悪巧みを暴いて欲しいとドックへ依頼する。 金にならなくても、最高の女の為なら、一肌脱ぎたい。 しかし、シャスタは失踪。ドックは殺人容疑の濡れ衣であっさり逮捕。 このままじゃ、引き下がれないドックはヒッピー嗅覚で、きなくさい陰謀へと近づくが−。 怪しげな風俗店、不穏な土地開発、ドラッグに洗脳。 事件と事件と事件が交錯し、物語は奇妙な状況へ。 果たしてこの事件の先に、“愛”はあるのか!?
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
2014年/アメリカ/英語/149分/ビスタ/字幕翻訳:松浦美奈/原題:INHERENT VICE
映画公式サイト
4/18(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田他全国公開!